テレビに良く出ている落語家の人を真打ちの○○さんとか前座の○
落語の階級と階級ごとの給料、前座や大看板などについて詳しく紹介してみますね。
落語家の階級と給料は?こんな人が有名
落語家の階級は、「真打ち」「二つ目」「前座」「前座見習い」
前座見習い
師匠となった人が入門を許可した時点で前座見習いになることが出
ですが、まだ落語協会に登録されていないので、
仕事としては、師匠の鞄持ちや雑用(師匠の身の回りの世話)
前座になる為の修行、落語の稽古や鳴り物(
前座の期間は、人によって違ってきます。
前座
前座は寄席のプログラムで一番初めに高座に上がるので、そのように
師匠の家の雑用→楽屋の準備→2番太鼓を打つ→
といったお仕事の流れです。
二つ目
寄席のプログラムで、2番目に高座に上がります。
服装も紋付き、羽織を着れるのでパッと見、
10年!やはりこれくらいになるまでに、時間がかかりますよね。
真打ち
真打ちは、寄席で一番最後に出る資格を持つ落語家です。又、弟子をとることができる人です。
では、
落語の階級ごとの給料としては、以下が目安となります。
- 前座見習い…120万円
- 前座… 360万円
- 二つ目… 550万円
- 真打ち… 650万円
このようになります。意外に、二つ目と真打ちの給料の差があまり変わらないのに、少しびっ
ちなみに一回のギャラが高いのが、著名落語家で言うと
林家正蔵師匠で75万円~
皆さん、有名な落語家さんばかりですね。
落語家の中で、大看板とは?
まずは、大看板の語源を少し…。
江戸末期~昭和初期くらいまで、
又、諸説ありますが、
始まりは芸人さんからですが、
有名どころの落語家(現存、故人)でいうと、林家小師匠、
なぜ、落語家が話の途中で羽織を脱ぐの?
ところで、よく話の途中で、落語家が着ている羽織を脱ぐことがありますよね。
よく調べてみると、「え~!」
羽織を脱ぐ仕草は、
- マクラから本題に入る合図
- 次の落語家の準備OKを知らせる
などの理由があるのです。
マクラから本題に入る合図
そもそも落語の中の登場人物は多くが町人で、いわゆる庶民がほとん
落語が始まり、
次の落語家の準備OKを楽屋から知らせる為
元々は脱いだ羽織を袖の人が拾い引っ張ることで、
羽織を脱ぐ仕草がきれいな落語家さんもいましたよね。
有名な落語家でいうと三代目桂春団治師匠の仕草が格別だそうで、
上方落語界では、四天王として芸に磨きをかけて活躍しました。
落語の世界をあれやこれやと調べてみると、
落語の階級と給料:まとめ
今まで、ただなんとなく見たり、
芸の道を極めた人たちだからこその洒落て粋な笑を届けられるので
東京の落語も上方の落語も下積みを経て、芸を磨き、
日本の粋な宝、生きた宝の落語をこれからもごひいきに!
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