夏がきたな~。と実感するものといえば、はやはり町が賑やかになり、
子供から大人までみんなが楽しめるお祭りではないでしょうか。
そんなお祭りで「格好いいな~。」とついつい見入ってしまうもの。
それは、神輿です。
神輿は神様が乗る乗り物としてあるのですが、それを担ぎながら地域内をまわり、災厄などを清めるのです。
とっても神聖なものですよね。
地域により担ぎ方や掛け声などが違ったり、ぶつけ合ったり、水を掛け合ったり、
大きな神輿だと4トンを超えるものもあるそうで、
大きいものだと交代しながら担ぐことになりますが、それを少しの間でも担いで歩くんですよ。
凄いですよね!それが目の前を通るとなると、見る側はすごく迫力があり、感動がこみ上げます。
そんな夏の凄い行事に参加できるだけでもありがたいですが、
参加するとともに、重たい神輿を肩に乗せて歩くわけですから、もちろん全身筋肉痛になります。
その中でも、肩です。
神輿を担いだら肩は赤く腫れ、痛みを伴い、あざもできます。
それが神輿を担いだ勲章になるのかもしれませんが、「今年は、神輿を担ぐぞ!」という、
そんなあなたの参考になればと思い、神輿で肩が痛いときの対処法や担ぎ方の工夫などについてまとめました。
神輿で肩が痛い・あざ・筋肉痛になる時の対処法・担ぎ方の工夫
神輿を堂々と担いでいる姿って、格好いいですよね。
私は神輿を担ぐことは職人技だと思っていますが、やはりコツがいります。
素人ですと肩から担ぎ棒が浮いてしまい、その一瞬でステップがずれてしまうと、
下がってきた担ぎ棒で肩を強打してしまうことだってあります。
私も子供の頃に神輿を担いだことがありますが、その時にこの経験があるんです。
子供用なので小さい神輿でしたが、本当に痛いんです。
泣きたくなるのを我慢した覚えがあります。
もし大きい神輿だったら、どんな怪我をしてたのか…。
そう思うと、恐ろしいですよね。
ですので、慣れないうちはタオルや肩当て等で、クッションを作ることをオススメします。
タオルやパットなどの柔らかい素材ならいいのですが、
頑丈そうだからと、プロテクターなど固いものは、
固定しないといけない担ぎ棒を逆に滑らせて
怪我をしてしまう可能性を引き起こしますので、使わないようにしましょう。
そして、神輿で肩が痛いときのほかの対処法としては、自分と同じぐらいの身長の人がいるところで担ぎましょう。
重さが分散されるのと、肩の位置が同じぐらいだと、
腰を必要以上に曲げたり、下がってきた担ぎ棒で怪我なんてことにならないためにも、
同じぐらいの身長の人が集まっているところで担ぐようにしましょう。
肩の位置も同じぐらいだと、担ぎ棒を固定しやすいかと思います。
もし背が低くて担げないと困っているなら、当て木というものがありますので、
それで高さを調整してください。
後はしっかり、腕・肩・耳・首で担ぎ棒が離れないように、固定してくださいね。
固定することによって摩擦しにくくなりますから、皮膚への負担は多少減るでしょう。
他の対策として、ステップをしっかり揃えて進むようにする、ということでしょうか。
ステップが合わないと担ぎ棒が離れてしまう原因になってしまいますし、
周りの人の負担になったりするので、ステップの練習もしっかりしておきましょう。
神輿を担ぐ時にタオル・肩当ては格好悪い?
基本的には神輿を担ぐときは、タオルや肩当ては使いません。
ですが、神輿の大きさや、担ぎ手の人数にもよりますが、約15㎏~30㎏を担いで歩かないといけません。
無理をして何もしないで担いでしまうと、赤く腫れあがってしまいますし、
その痛みはすぐには取れないものです。
もちろん、タオルや肩当てを利用したからといって、全く痛くない!なんてことはありませんが、
利用したほうが、体への負担が少しは楽になるのではないでしょうか。
やはり、参加するからには、無事に神様を乗せて最後まで担ぎきるということが大切です。
見た目も大事かもしれませんが、自分の負担をいかに軽減させるかも考えて下さい。
せっかく楽しみにして参加したはずのお祭りが
台無しになってしまわないように、タオルや肩当てを利用しましょう!
そして、密着した中で担ぐので、とにかく暑いです。
たくさん汗がでますので、すぐに変えられるタオルなどを利用するということであれば、
予備も準備し、普段使っているカバンでも、もちろん良いのですが、せっかくのお祭りです!
腰下げ巾着袋(お祭り用のポーチ)に入れて持ち歩けるようにておくと良いでしょう。
腰下げ巾着袋を付けるだけでも、気持ちがウキウキしそうじゃないですか!?
神輿の肩当て・肩パッドの作り方
神輿を担ぐときの肩当てや肩パッドはネットなどでも売っていますが、
手元に届いてからでないと作りなどが分からなかったりするので、
せっかく買ったのに自分には合わない、なんてことも出てきます。
ですので、自分の手で作った方が、自分に合わせながら作れるので、
体に馴染むものができあがると思います。
一番簡単なものだと、タオルを折って厚みを作り、
法被(はっぴ)の内側の肩の部分に縫い付ける、ということです。
もし法被がないようであれば、小さいクッション(座布団ぐらいしっかりしたもの)を用意し、
そこに紐を付けて担ぎ棒にくくりつけておいたり、
タオルを2枚くらい重ねて太めの長方形に折り、それを先に縫い合わせておきます。
短い辺の端に紐を1本ずつ付け、腰のところで結べるようにします。
この時、縫い付けた紐が簡単にはずれてしまうと意味がありませんので、しっかり縫い付けておきましょう。
それか、長い面の真ん中を通るように1本の紐を縫い付けましょう。
紐も腰のところで結べるようにしないといけませんので、長めにとっておくと、後で調整しやすいです。
何より、肩にフィットした状態を保てるようにしてくださいね。
神輿で肩が痛いときの対処法や肩当ての作り方:まとめ
いかがでしたでしょうか?お祭りを代表する神輿、奥が深いですよね。
見る人を圧倒させ、盛り上げ、感動させる。なかなかできることじゃないです。
そこには一致団結して、皆が同じことを目指すという、普段なかなかできない体験だからこそだと思います。
それに参加できるなんて本当に素晴らしいことですね。
事前に防げることはしてから、怪我がありませんように、万全の態勢で担いで下さい。
後は、とにかく楽しんできてください!
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